高校の奨学金を完済
私事ですが、高校生時代の奨学金を完済しました
大学の奨学金もボーナスとかで繰り上げ返済を重ねて先に完済しています
とうとう高校の奨学金も完済してはれて奨学金返済なしの身になりました
大学の奨学金ってよく聞きますよね
高校の奨学金もあるんです
わが家は父が会社をやっていたのですが、私が中学生くらいの頃からダメだったようで・・・高校生の頃から奨学金を借りていました
自治体の行っている奨学金で、経済的な理由により修学することが困難な人の修学を容易にし、有為な人材の育成を図ることを目的として設けられたそうです
借りれる条件は
ア 本人が生活保護を受けている
イ 本人が市町村民税が非課税であるか減免を受けている人で構成される世帯に属している
ウ 世帯全員の年間収入の合計金額が生活保護基準の2.0倍以下である
のどれか・・・
私はウかな
ウって結構当てはまる人も多いかと
月2万円ほどお借りしてました
授業料とかはまかなえますよね
高校に行きたいけどと悩んでる方は奨学金制度があるのでがんばってください
毎月毎月返済していたのですが、なんだか4月から請求書が来ていないような気がして・・・
問合せをしたところ完済されてるのですが、証明書の発行がおいついていないとのこと
コロナの影響かしら？
返済に関しては無利息ととっても優しいです
実際に高校を奨学金で行って、返還完了して思ったことをここから書きますね
適切じゃない記載もあるかもしれませんが、ご容赦ください
まず、学生時代は貧乏なことがやっぱりいやでした
制服のクリーニングに出せなかったりとか
お小遣いがなくて友達と何か違うなと感じることとか
大学に進学するようにと言われていたけれど、大学も奨学金ありきのため成績を落とせないこととか
学校に行くのが嫌で休みがちだったこともありました
なぜ、学校に行かないとサインを出しても誰も助けてくれないんだろうと思ってたこともありました
それでも別の学校の先輩とかに友人の中に一緒に卒業しようね行ってくれる子がいたおかげで卒業でき、大学にも進学できました
大学時代も奨学金をお借りして、生活費に充てて、バイト三昧で、もっと勉強しておけばなと今なら思うけど、一人暮らしで家庭から脱出できてよかったです
大学生の頃には授業料は親が出してくれたので、3回生からは奨学金をやめてバイトで生活費を稼ぐ日々
正直、奨学金という借金がこれ以上増える恐怖がすごく大きくて、それならバイトしようとなったんです
今思えば、その日の生活にいっぱいいっぱいで、夢とかよりも生活って感じでしたね
卒業後は、フリーター、正社員になってボーナスで繰り上げ返済
そして完済
完済できてすごくよかったです
私、がんばったなぁとほめてあげたい
昔の私にも伝えてあげたいよ
昨今、高校無償化とか奨学金の返済問題とか、いろいろ言われてることはあると思います
行政は何も支援していないわけではありません
奨学金の返済というおもりがあったからこそ、しっかり働けたという点もあるかもしれません
返済は大変でした
でも、がんばってほしいです
高校は義務教育ではないので行く必要はないとも思います
奨学金を借りなければならない家庭環境を恨むこともあると思います
すごくつらいと思ったのは私だけではないはずです
私よりひどい家庭環境がいっぱいあることもわかるし、これを読んでいてあなたはまだましなほうだよと思う方もいると思います
奨学金を借りてまで、高校に行くという意味が高校生の時にはわからないと思います
私も大学も高校も行きたくなかったです
30を過ぎてやっと、高校、大学といってよかったなと思うくらいです
もし、これを読んでいる高校生の子がいるのであれば
伝えたいことは「負けないで、奨学金を借りているのだからしっかり勉強してね」
意味が分からないと思うけれど、高校に行く意味をしっかり考えて充実した日々を送ってほしいです
貧困の連鎖をたちきることはできないとメディアが取り上げているとしても、あきらめないでほしいです
苦労をすることは間違いないけれど、苦労をすることは悪いことではない
いつか、誰かにこんなことがあってと話せる日が来るかなと思います
私の返済した奨学金が、かつての私のような子供たちに届くといいなと思います
最後までお読みいただきありがとうございます
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